NEMのカタパルト不発 -仮想通貨の四方山話-

四方山話

NEM カタパルトβ版実装

 

ども!ブログライターのタツヤです。
NEM(XEM)のカタパルトβ版が実施されましたが、価格にはほとんど影響を与えませんでした。
今日の四方山話は、今日のカタパルトについてです。


NEMのカタパルトとは

NEMのカタパルトβ版が3月26日に実装されました。
そもそもカタパルトって何でしょうか?その辺りをおさらいしてみましょう。

NEMは仮想通貨(通貨名XEM ※)を運用するシステムです。 「カタパルト」とは、このNEMシステムの大型アップグレードのコードネームです。なおハードフォークではありません。
(※ 参考記事 NEMとXEMの違い、もあわせてどうぞ)

では、どんなシステムアップグレードなのでしょうか?

  • 処理速度向上
    NEMの処理速度が大幅に向上し、秒間3,000件以上になります。処理速度が速いと言われるRippleは最大3,000件/秒ですからRippleと同等以上の速度が得られます。
  • スマートコントラクトの実装
    正しくはアグリゲートランザクションといいますが、コインとコインの交換を確実なものにするためのスマートコントラクトの一種です。
  • mijinでの試験運用
    今回のアップデートはβ版なので、mijinでのみ実装され、後にNEMにも実装される予定です。
    mijinとはZaifを運用するビューロテックとNEMの開発技術者が共同で開発したブロックチェーンシステムです。ブロックチェーンのシステムですが、仮想通貨の転送以外にも、契約情報、個人認証、電子マネー、銀行システムなど幅広く使える汎用性が特徴です。
    本番実装時には、mijinではなくNEMのシステム本体にこのアップグレードが施されます。

mijinは上記の通りブロックチェーン技術を用いた優れたスマートコントラクト技術です。NEMはこのmijinの技術を取り入れて進化していく予定です。


カタパルトの影響

そのカタパルトがのβ版が本日実装されました。
しかし、残念なことに、NEM(XEM)の価格にはほとんど影響がありませんでした。数円ほど上昇しましたが、CoinCheckの不正アクセス騒動のときと比較したらかなりの低水準です。

β版とはいえ、期待する声が多かったのですが、市場の反応は冷淡でしたね。
β版だから、という声もありますが、ワタシはカタパルトに実用性がないからだと思います。
処理速度が上がる、スマートコントラクトが実装される、こういう技術は、リアル世界でNEM(XEM)が使えるようになって初めて真価を発揮するものでしょう。

XEMで買い物できる店が数店舗しかない現在では、どんな優れたシステムも宝の持ち腐れです。
しかし、それは現在の話です。仮想通貨はどんどん現実世界に浸透していくでしょう。何年か後には、このNEMの優れた技術が活かされる世の中が来るとワタシは信じています。