Huobi(フオビ) 韓国に取引所オープン

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海外大手取引所のHuobi が韓国支店を開設

 

海外大手引所のHuobi(フオビ)が3月30日に韓国に支店を開きました。
当初は99種のコインを取り扱います。


公式アナウンス

Huobiは3月30日付で公式に韓国取引所開設を発表しました。
Huobiは中華系の取引所で、世界ではBinance(バイナンス)に次ぐ規模の取引所です。現在はシンガポールに本社を置き、1日約10億USドルの取引高があります。(Binanceは13億ドル/日)

新たに開設された韓国取引所では、99のコインと208種の取引を提供します(ビットコイン(BTC)とのペアが98種、イーサリアム(ETH)とのペアが77種、USDペアが33種)。

また、セキュリティーにも力を入れています。まず、ハッキング対策として、保有通貨の98%をコールドストレージに保管しハッキングをより困難にしています。そして、万が一の被害に備えて、投資家を保護するための補償も提供される予定です。投資家自身の責任に起因しない損失が発生した場合、その損失を即座に補填する仕組みを導入する予定だと、Huobiの関係者は語っています。


背景

今回の韓国支店開設は、Huobiの世界戦略の一環です。中華系の企業であるHuobiにとって、中国政府の仮想通貨に対する規制強化は最大のリスクです。昨年夏に中国政府が仮想通貨取引・交換事業を禁止した際には、急遽本社をシンガポールへ移転させました。従って、中国系企業にとって、会社をグローバル化させて全世界に支店を持ち、ビジネスの継続性を担保することは、先行き不透明な仮想通貨業界においては自然な戦略でしょう。

Huobiは、昨年までは日本支店の開設も検討していましたが、Binance同様に金融庁の許可が降りなかったため、日本進出は諦めています。その後SBI Virtual Currenciesとの提携を模索していましたが、こちらもSBIから破棄されました。
Huobiは、アメリカへの進出も検討しているとされ、度々ニュースにもなりますが、残念ながらこちらも苦戦しているようです。

韓国政府は、これまで仮想通貨に対して規制を強化し、取引やICOを規制する方針を採用し、公式にもそのように表明していました。しかし、最近は規制を緩和する方針を政府高官が発言したり、また韓国の大手銀行が取引所開設を検討していると表明したりと、政策が瞑想しているようです。
そのような状況にあって、Huobiの取引所開設が許可されたということは、韓国政府の規制緩和方が現実となる兆候かもしれません。

日本では、取引所が業界団体を再編して自主規制ルール制定を急いだり、政府も法整備議論を加速させたりしていますが、周辺国家も仮想通貨取引の活性化に力を入れ始めているようです。