セリング クライマックスとは?

用語集

今日の仮想通貨用語:「セリング クライマックス」とは?

 

〔名〕売相場の最終局面を指すマーケット用語。セリクラと略すこともある。(英:selling climax)

下落相場において、回復の見込みが薄くなり、市場参加者の大半が弱気となって売注文が殺到することで、相場が急落する状況をいう。

相場が下落基調にあるときに、新たな悪材料が出た場合などに起こりやすい。
長期間回復の見込みがないと参加者の大半が判断し悲壮感が市場で共有される。
想定外の下落率により参加者がパニック売りを起こす。
あるいは、レバレッジ取引の追証が発生しプログラムが自動で売注文を出す状況が連鎖する。
このような理由により、連鎖的な一斉売りが発生することで大暴落は起きる。
大暴落が一巡した後は、売買が低調となり、相場は低価格で安定するようになると、いわゆる「大底を付けた」状況になる。
下落基調による、売相場(セル)の最終局面(クライマックス)で起こることから、セリング クライマックスと呼ばれる。

セリング クライマックスの後は、一般的に相場は回復する傾向にある。セリング クライマックスは悪材料が尽きたことで収束し底値を付けるが、下落相場の最終局面では往々にしてパニック売りを伴うため、価格は過小評価状態となることが多い。このため、本来の適正価格までは買い戻されることが原因である。

セリング クライマックスは、急落から大底を付けるまでの過程全体を指す。従って、急落中の相場だけを指してセリングクライマックスというのは誤用である。

使用例:「急落でPERが10を下回った。セリング クライマックスは近いだろう」「先月の水準から10%以上下落した上に、取引量が減少傾向にある。そろそろセリング クライマックスの感触がある」