仮想通貨とアノマリー(1)-仮想通貨の四方山話-

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仮想通貨の相場予想にアノマリーは使えるか?

 

ども! ブログライターのタツヤです。
今日の四方山話は、仮想通貨とアノマリーについてです。


市場の経験則

 昨日、結城サンがアノマリーについて書いてましたね。
アノマリーとは、簡単に言うと「根拠は不明だけど、統計的にはよく現れる現象」です。

農業で「雷が多い年は豊作」と言われたり、天気予報で「猫が顔を洗うと雨」などと言ったりしますが、これもアノマリーの一種です。根拠はよくわからないけれど関連する傾向にある、ということを昔の人が経験則として語り継いだものです。

このようなアノマリーは、株式市場にも、為替市場にも存在します。
例えば「サザエさんの視聴率が高いときは、株価は低調」とか、「ジブリアニメが放映された翌営業日の市場は荒れる」というものです。冗談みたいに聞こえますが、統計的にはそこそこ関連性があるのです。
サザエさんの例では後付けで理屈が説明されています。つまり「サザエさんは家族そろって見る番組であるから、サザエさんの視聴率が高いということは、お父さんとお母さんが家に居るということ。なぜ家に居るかというと、仕事が少なく残業が少ないから。残業がないのは景気が悪いから。景気が悪いと市場は軟調」とまあ、こんな説明がされています。

また、ジブリアニメと市場の関連は、ウォールストリートジャーナルでも取り上げられたことがあるほど為替市場では有名な話です。日本テレビの金曜度ロードSHOW!でジブリアニメが放映された次の月曜日は、7割近い確率で円高株安になりやすく、市場が荒れたという実績があります。「ジブリの呪い」などと呼ばれる、為替のディーラーなら誰でも知っている鉄板ネタですね。

これが、ウォールストリートジャーナルの記事です
https://blogs.wsj.com/japanrealtime/2013/08/05/the-curse-of-ghibli-and-balus-fans-strike-again/
http://jp.wsj.com/articles/SB10001424127887323451804578642561445230042
http://realtime.wsj.com/japan/2013/08/05/

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実は投資家の多くがアノマリーを意識している

 これらのアノマリーを「オカルト的」だと一笑に付す人も居ます。人それぞれ投資スタイルというものがありますから、アノマリーは無視すると決めたなら、それは1つのスタイルですので否定することではありません。実際に、迷信であるとしてアノマリーを嫌う人も居ます。

しかし、アノマリーを知らないから考慮しないのと、知った上で無視するのとは別です。なぜなら、株式市場も為替市場も、投資家の心理に大きく影響を受けるからです。どんなに根拠が弱くとも、あるいは事実に反していようとも、投資家の大多数が価格が上がると思い込めば、買い注文が売りを上回って価格は上がるからです。
そして、ポジション決めの際に、多少なりともアノマリーを考慮に入れる投資家は以外と多いんですよ。特に、中期のリターンを狙って投資する際には、アノマリーはよく意識されます。投資の手がかりが少ないとき(明確な悪材料や好材料が少ないとき)ほど、アノマリーが投資ポジションの選択に占める割合が大きくなります。ですので、他の投資家の心理を推理する際には、有名なアノマリーは念頭に置かねばなりません。
とりわけ、
季節的な要因は統計的にも頻出であるため、またその論拠も解りやすいために、多くの投資家が参考にしています。数あるアノマリーの中でも、季節に関連したものはシーズナリティ(seasonality)とも呼ばれ、特に意識されやすい傾向にあります。

では、有名なシーズナリティーをいくつか紹介しましょう。

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