<時事>ゴールドマンサックスがビットコインに屈服

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GSが屈服仮想通貨に参入

 

巨大投資銀行のゴールドマンサックスは、ビットコイン取引の部署を創設すると、5月2日に発表しました。
同社の幹部は、これまで仮想通貨に対して否定的な発言を繰り返していましたが、とうとう自ら仮想通貨の取り扱いを開始するようです。


「仮想通貨は詐欺」だったのでは?

ニューヨークタイムスが報じたところによると、米国で最も大きな金融機関の1つであるゴールドマンサックスは、自身のファンドを用いてビットコイン価格に関連したいくつかの投資契約のスポンサーになるための準備を始めました。そして最終的には自らビットコインを直接扱うことを望んでいます。

ゴールドマンサックスは、昨年12月から、仮想通貨運用部門を設置するだろうと噂されていました。しかし、同社の幹部や広報は、そのようなニュースはフェイクである、と主張していました。先月23日に、同社が仮想通貨トレーダーのJustin Schmidt氏を雇った時でさえ「仮想通貨に対する計画は、機関決定されたものでは無い」と主張していました。GSのLloyd Blankfein CEO が、昨年11月には仮想通貨を「詐欺の温床である」と発言していたにもかかわらず、GSは現在自らの顧客に対して仮想通貨に関連したノンデリバティブ商品の販売準備を始めました。


商品は扱うが、信用はしていない?

 GSの幹部の一人である Rana Yared 女氏は「ビットコイン取引の部署に配属される多くのトレーダーは、未だに仮想通貨に対して懐疑的だ」とコメントしました。
「私は、個人的には、ビットコインが次世代の通貨になると信じているとは言えない」「また、その部署に属する多くの従業員も、その業務に対して個人的な疑問を持っている」そう彼女は述べました。

それにもかかわらず、GSは多くのファンド、基金、そして他の機関投資家から、GSの経営陣がビットコイン取引を許可したことに対して、大きな興味を持たれています。GSは、現在、連邦準備理事会や政府からビットコインのトレードに関する許可を得ることを望んでいます。このことが、GSの業績にどのような影響を与えるのか、市場は興味深く見つめています。GSが将来直接ビットコインのトレードを始めた場合、GS全体のリスクを高める要因になるのか、あるいはさらなる巨大な利益をもたらすことになるのか、それは現段階では誰にも判らないことです。

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