モネロ(Monero) ~匿名性+セキュリティの高さが売りの通貨~

注目の通貨

今回はモネロの解説を載せていきたいと思います。国内取引所ではコインチェック等で買うことができます。

 

目次

1. モネロとは

2. モネロの特徴

3. モネロの将来性

 

1. モネロとは

基本スペックは以下。

通貨単位 XMR

発行枚数 1840万枚

ローンチ 2014年4月

承認システム Proof of Work(PoW)

ブロック承認時間 約2分

 

モネロは2012年7月に公開されたBytecoin(バイトコイン)というソースコードが元になって作られた通貨です。Bytecoinのソースも元を辿ればBitcoinにたどり着き、ブロックチェーン技術の匿名性の低さを懸念したグループからハードフォークしたことが始まりでした。

モネロの特徴は何と言っても、高い匿名技術とセキュリティ性能でしょう。規模としては、仮想通貨時価総額ランキングにおいて2018年5月現在では13位につけており、合計金額は約4,000億円の市場規模を誇っています。通貨の名称であるモネロ(Monero)の由来に関しては、エスペラント語で「コイン・硬貨」を意味する言葉のようですね。

そんなモネロの特徴について、次の項目で語っていきたいと思います。

 

2. モネロの特徴

・匿名性が高い

・送金が早い

・マイニングが簡単である

 

モネロは匿名性が高く、プライバシー保護の観点から優位性が高い通貨とされており、第三者からは誰が誰に送金したかが特定できない仕組みになっています。モネロの匿名性が高い理由はステルスアドレス、リング匿名といった技術によるところが大きいです。

ステルスアドレスとは、送金する時に一時的に有効なワンタイムアドレスを作り、それを経由して取引をするという技術のことです。モネロのアドレスは2種類あり、閲覧用アドレスと送金用アドレスがあります。

閲覧用アドレスは取引履歴を確認するために使われ、一般には公開されません。

送金用アドレスは取引毎にワンタイムパスワードが発行されるため、実質一回切りのアドレスとなっており、外部から追跡することはできなくなっています。

これだけでなく、リング署名も匿名性を高める要素となっています。

一般的な仮想通貨の取引では、公開鍵が分かっている場合、取引履歴はブロックチェーンから特定できます。

しかしリング署名では、公開鍵を複数人のグループで生成しており、署名もグループの誰かであることを証明するものとなっています。このように複数人による署名を行うため、個人の特定は難しくなります。

 

モネロは比較的送金速度が早い通貨です。取引が承認されるまでの時間は2分となっており、これは決まっているため不変です。

ビットコインの承認時間は10分程度となっているため、非常にスピーディな取引が可能となっています。そしてモネロは承認時間を2分で不変のまま、ブロックサイズを大きくすることができますので、全体の取引量が多くなっても速度を落とさずに取引をすることが可能です。

ブロックサイズは無制限なのにブロック生成速度が変わらない点が、高速取引を可能にしているのです。

 

3つ目のモネロの特徴は、マイニングが簡単なことです。

他のビットコイン等のマイニングは、現状として非常にハイスペックなマシーンが必要です。

 しかしモネロの場合は、一般的なパソコンでもマイニングが可能であり、比較的容易であると言えるでしょう。

 

3. モネロの将来性


モネロの市場は堅調な動きを見せていますが、これはモネロの匿名性の部分を好んでいる層が一定数存在するからと考えて良いでしょう。脱税しやすい通貨とも言えるでしょう。

金融庁等の機関はモネロの送金を追跡することができないので、これは国家権力からの干渉を受けにくいシステムであるといえ、これがが一定数のファンが存在し続ける理由になっているのではないかと考えられます。ある仮想通貨を支えるコアなファンの存在は、仮想通貨の存続において非常に重要であります。

現在、日本国内におけるモネロの購入や取引はコインチェックでしかできませんが、おそらくこれは、金融庁に認められていない、という部分とも関係しているのでしょう。同様にモネロや Zcashといった匿名性の高い仮想通貨を取り扱っている国内大手取引所はコインチェックのみとなっています。

結論として、モネロの将来性は大きく上がりも下がりもしないのではと考えられます。

 

まとめ

・モネロは元を辿ればビットコインからハードフォークして誕生した通貨  

・高い匿名技術とセキュリティが大きな特徴

・ブロック生成速度は2分のまま、ブロックサイズを拡大することができる

・マイニングが比較的簡単にできる

・匿名性に惹かれる層が一定数存在するため、需要は堅調に推移し続ける見通し