【深堀り】BCHのHFでブロックサイズが8MBから32MBへ

深掘り解説

先日、ビットコインキャッシュがハードフォークを終えたことにより、ブロックサイズが8MBから32MBへと進化しました。

一見すると、ブロックサイズを大きくすることはトランザクションの渋滞を避けることが可能で、良いことばかりの感じがしますよね。

しかし、ビットコインもその昔、ブロックサイズが32MBで設計されていたのをご存知でしょうか?

今回は、ビットコインが32MBから1MBへとブロックサイズを引き下げた歴史も踏まえて、ビットコインキャッシュのブロックサイズ引き上げのデメリットについて考察して見たいと思います!

デメリット1: 電気代の問題

ビットコインは現在PoWのコンセンサスアルゴリズムを採用しており、マイニングするには電気代を消費しなければなりません。

もし仮に、必要な電気代の方がマイニングで稼げるビットコインよりも高くなってしまったらどうでしょう?

それはすなわち、マイニングする人数が減ってしまうことに繋がってしまい、分散型システムが機能しなくなってしまうため、トランザクションが停滞してしまいます。

なのでビットコインは、電気代とブロックサイズのバランスを考慮した結果、資源の無駄遣いを防ぐためにもブロックサイズを1MBまで引き下げたという歴史があります。

ちなみに、1MBでもブロックサイズが大きすぎるとも言われていて、5,6年前の平均ブロックサイズは0.001MB程度でした。

これはビットコインを利用する人、取引する人が増えたから仕方ないことでもあるのですが、ブロックサイズが大きければ良いという簡単な話ではないことは、ビットコインの歴史が証明しているんです。

 

デメリット2: 攻撃されるリスクが高くなる

さらに、ブロックサイズを大きくしてしまうと、DDos攻撃という攻撃手法の対象になってしまう可能性が高くなるんです。

DDoSとは、ネットワーク通じ攻撃手法一種で、標的となるコンピュータに対して複数マシンから大量の処理負荷与えることでサービス機能停止状態へ追い込む手法のことである。

出典:https://www.weblio.jp/content/DDoS

この辺りは専門的な話になるので難しいのですが、ブロックサイズが大きい方が隙が多い、みたいなイメージで個人的には捉えています。

ビットコインキャッシュはこの辺りも考慮した上で開発が進んでいるとは思いますが、かつてのビットコインがDDos攻撃のリスクと天秤にかけてブロックサイズを大幅に縮小させたことは事実。

もしビットコインキャッシュを購入しようか迷っている人は、この辺りのデメリットについてもしっかり考慮しておきたいところですね。

まとめ

とはいえ、数多くの仮想通貨やトークンが乱立している中で、ビットコインキャッシュはかなり優秀なコインであると個人的には考えています。

開発陣が優秀なのはもちろん、それを支えるユーザーやコミュニティも確立されているので、変な草コインやICOに投資するくらいなら、安全性としては高いんじゃないかなと。

今回のハードフォークでビットコインキャッシュに興味を持った人は、ブロックサイズ引き上げのメリット・デメリットそれぞれについて考えてみて、可能性を感じるのであれば投資してみるのが良いのではないでしょうか。