ウィキペディアの共同創始者 「仮想通貨はバブル」

時事できごと

BlockShow Europe 2018 レポート

ジミー ウェールズ氏 仮想通貨を否定

BlockShow Europe 2018が ドイツで開催されています。
BlockShow Europe 2018 は、仮想通貨関連の大手メディア Coin Telegraph (コインテレグラフ)が主催して、ベルリンにて5月28日と29日の両日開催されます。
3,000人を超える参加者がベルリンに集まり、議論を交わしたり、自らのビジネスを売り込んだり、あるいはコネクションを造ったりと、会場はもちろん会場周辺のパブやホテルで、熱い交流が行われているようです。


 

ウィキペディアのウェールズ氏が登壇

先週お伝えした通り、今回のBlockShow Europe 2018 では、BTCCのボビー リー氏や、元米ホワイトハウス報道官のジョアンナ マスカー氏など有名人が登場し、仮想通貨とブロックチェーンの行方について、意見や裏話が披露されています。
ウィキペディアの共同設立者のジミー ウェールズ氏も、29日に登場し基調演説を行いました。

その講演の中でウェールズ氏は 「仮想通貨とブロックチェーンはバブルだ」と述べて物議をかもしました。

ウェールズ氏は、「暗号化資産の客観的な未来と、メディアにおける描写 ” the objective future of crypto assets versus their representation in the press” 」 と題した講演を行いました。
講演は、「私は、この場所には本物のジャーナリズムが必要だと考えている」という言葉から語りはじめました。
不穏な言葉で始まったこの基調講演ですが、ジミー ウェールズ氏の講演では驚くべきことではありません。
昨年10月にも、ウェールズ氏はICOについて、厳しい意見を述べているからです。その時には、氏は投資家達に対して、「ICOは詐欺である」と明確に警告しています。

氏は以前、「ブロックチェーン技術は非常に興味深いものだ、しかし現状は一時的な流行ものでもある。多くのICOは、私の意見では、絶対的に詐欺であるし、人々はICOに対して懐疑的になるべきだ」と発言しています。
そして今回もまた 「現在、我々はバブルの中にいる。仮想通貨は絶対確実にバブルだ。これを否定できる人は多くない、と私は考える」 と述べて、仮想通貨を徹底的に否定しました。

“Right now, we are in a bubble, the cryptoworld is absolutely, definitely in a bubble. I don’t think there’s many people who would deny that.”

 

仮想通貨価格が再び80万円を割る水準に近づいている今、ウェールズ氏の言葉は、市場を冷やす一撃になる可能性もあります。