仮想通貨と地震

速報できごと

災害時の仮想通貨の動向

 

6月18日午前8時頃、近畿地方で大きな地震がありました。
被害にあわれた方々には、心からお見舞い申し上げます。大きな余震が起きる可能性もあるとのことですので、近畿地方以外の方々も今一度地震対策の再確認をしましょう。

今回は、災害と仮想通貨の相場に関する記事です。
結論から申しますと、例え大規模な災害が発生しても、仮想通貨の相場にはほとんど影響がない、と言えるでしょう。仮想通貨相場と地震の影響は、現在は極めて限定的です。


災害時の仮想通貨

本日午前7時58分ごろ、大阪府北部を中心に大きな地震が発生し、正午現在死傷者数名が確認されていると報道されています。お亡くなりになった方にお悔やみ申し上げます。

相場に強く関与する人のなりわいとして、例え災害発生時でも相場の予想を最優先してしまう習性があります。しかし、生命が何よりも重要であることは議論の余地がありません。災害発生時には、自身はもとより周囲の方々にも気を配り、協力して身の安全を確保することを最優先してください。

さて、仮想通貨には国境が無く、世界中どこでも瞬時に取引できて、また保有できます。つまり、仮想通貨は非常にグローバルな存在なのです。この特性から、地域規模の出来事は、グローバルな存在である仮想通貨相場には影響を与えにくいのです。

他方、法定通貨(フィアット)は、基本的に一国の中で流通するため、その国の災害や政治などの混乱が大きく影響します。よって、災害時には相場が大きく変動します。この点が、非中央集権的な仮想通貨と中央集権的な法定通貨との大きな違いの一つであると言えるでしょう。


今朝の仮想通貨相場

さて、今朝の仮想通貨相場ですが、影響は無かったと言えるでしょう。

これは、6月18日午前のビットコインの5分足です。

地震発生が7時58分ですが、その時間に相場の変動はありません。
8時20分頃から1万5千円の下落を記していますが、変動率は約2%です。これはビットコインの相場としては、誤差の範囲です。また、その後回復しています。ビットコインと地震の相関関係は、無いと言えるでしょう。

ご存知の通り、ビットコインは総発行数の1割以上を日本人が保有しており、2位の韓国を引き離してトップの保有率です。従って、日本人の動向は相場に極めて大きな影響を与えますが、今朝の相場に大きな変化はありませんでした。このことから、ローカルの災害出来事が、仮想通貨相場に与える影響は極めて限定的であると言えるでしょう。
ローカルな出来事では、むしろ政治による規制等の方がよほど大きな影響を市場に与えると言えます。


次に、グローカルな通貨ではどうでしょうか。

日本では、モナ-コインやNANJコインがグローカルな通貨ですが、こちらも相場には全く影響がありませんでした。

 

上がMonaコインの17日正午から18日正午の値動き、下が同NanJコインですが18日午前の地震の影響は見られません。このように仮想通貨は災害などに対しては安定している、と言えます。

結論として、地震は仮想通貨相場に対して影響がほぼ無い、と言ってよいでしょう。
グローバルな存在である仮想通貨はローカルな出来事の影響を受けにくいことと、仮想通貨自体の流通量や現実での利用範囲が狭いことなどが影響し、2018年現在は災害よりも政府の規制などの方が仮想通貨ユーザーに対する直接的な影響が大きいからです。