ビットコイン 84万円の意味

速報できごと

7,500ドルにタッチしたBTC相場

 

ビットコインの価格が急騰しました。
一時84万円(7,500ドル)を超え、19日朝現在(日本時間)は82万円のラインを挟んで安定しています。今日は、この82万円の意味を考えます。


 

ビットコイン(BTC)は、日本時間17日深夜から18日にかけて一気に10万円以上、率にして16%もの暴騰を見せました。この原因については、様々なメディアが分析していますので、当ブログでは原因分析は行いません。
今日は、今後の展開を考える上で重要なファクターである「82万円を維持」していることと、「10%の高騰」の持つ意味を解説してみます。

 

82万円

仮想通貨の取引は、世界の77%の取引量が日本円と米国ドルで行われています。日本円が57.7%、米国ドルが20.4%です(4月10日発表の金融庁資料 、PDFはこちら)。
このことから、BTCを含む仮想通貨は、日本人の影響力が非常に大きいことが解ります。従って、BTCの相場はしばしば日本円でキリの良い数字が心理的抵抗線になります。図のように、65万円、70万円、75万円にラインがあることが見て取れます。

図:BTCの過去1ヶ月間の推移

日本円以外にも米国ドルの心理線は米国市場に影響を与えます。6月末にBTC価格が70万円を回復して以降、多くのメディアが7,000米ドルに注目していました。7,000ドルは日本円で約78万円です。昨日、BTC価格はこの7,000ドルのラインをかるく超えて、7,500ドル(84万円)に3回タッチしました。日本時間19日未明に3度目の7,500ドルに達した後、現在は7,300ドル(82万円)まで落ちました。

この、米ドルと日本円の2つの心理線への注目が必要です。
今回、BTCは日本円とUSドルという、仮想通貨の世界の2つの主要通貨で80万円と7,000ドルの心理線をかるく越えました。その後、7,500ドル(84万円)が心理抵抗線になりました。他方、80万円と7,000ドルの下側の心理線からは大きく余裕があります。

この状況はBTCの市場心理を一変させました。
市場は、一昨日まで75万円(6,700ドル)が心理線でした。先週は70万円(6,250ドル)が心理線でした。そこから一気に84万円(7,500ドル)を試す展開まで飛び上がったことで、市場は急激に活気を帯びました。実際、過去24時間の出来高も、一昨日以前の3倍近くになっています。


16%の高騰

低迷していたBTCですが、1日で16%の高騰を見せました。暴騰と行っても過言でない水準での上昇です。このことは、BTCのポテンシャルを市場に見せつけました。それだけでなく、今後重要となる2つの意味があります。

1つは、下落時の安心感です。
今後、例えBTCが下落して再び70万円台の値を付けたとしても、「また1日で16%の上昇をする可能性がある」と市場関係者は考えるでしょう。このことは、BTCの底値形成に非常に有利に働きます。

もう1つは、投機家の復帰です。
2月以降の暴落で、短期的な売買を狙う投資家や投機家はBTC市場から離れていました。しかし、今回の16%の暴騰は彼等の注目を集めるのに十分なインパクトがありました。実際に、出来高が上昇しています。これにより、BTCや他の仮想通貨に再び資金が集まり、流動性が高まるでしょう。

買いが続けば、相場は上昇に繋がり、好循環が生まれる可能性が高まりました。


今後の予想

以上から、現在のBTC相場は非常にポジティブなマインドとなっています。
19日現在は、82万円(7,300ドル)のラインで利益確定の動きですが、再び7,500ドル(84万円)を試す展開になるでしょう、あるいは85万円を突破するかもしれません。もし、短期間でこのラインを超えると、100万円(9,000ドル)までは見えてきます。

BTCがこの2日で見せた84万円の到達と82万円の攻防には、このような市場への影響があります。

しばらく仮想通貨から遠ざかっていた方も、来週まではBTC相場に注目しましょう。今週から来週は、仮想通貨に再び上昇トレンドが訪れるか否かの試金石となる重要なポイントです。