仮想通貨 来週が転換点

時事できごと

試金石となる来週の値動き

 

 17日に急騰し、84万円を付けたビットコイン価格は、週末も価格を維持し、22日正午現在は82万円前後で推移している。
23日以降の1週間が、その後の仮想通貨相場を占う試金石となるだろう。


 ビットコイン(BTC)価格は、7月15日以前は70万円前後の水準であったが、17日に16%上昇し、本日(22日)まで82万円から84万円の水準で推移している。昨日には一時的に87万円の高値を付けた。
17日以降およそ4日間82万円越えを維持できた事は大きい。82万円は米ドルで7,300~7,400ドルだ。20日から22日にかけてドル/円が約2円も円高に振れたため、円換算だと分かりにくいが、米ドルベースではBTC相場は7,500ドルの上値を試す展開が続いている。
もし、23日以降、BTCが7,500ドル(約84万円)を超えて安定した場合は、7,500ドルが底値と認識され、次は8,000ドル(約89万円)、あるいは日本円で90万円のラインを目指す展開になる可能性が高い


G20の行方にも注目

 また、現在アルゼンチンで開催されているG20の行方についても、市場は注目している。
市場は、仮想通貨に関する前向きな規制方針がG20で合意されることを期待している。
3月19日から20まで同国で開催されていた前回のG20では、各国の足並みがそろわず、規制方針に関する合意が見送られたことから市場に失望が広がり、投資家の心理を冷やした。
今回のG20でどのような規制が議論されるかはわからないが、その結果は1週間以内に市場で共有されるだろう。


トリガーとなる85万円ライン

7月23日(月曜)からの1週間で、BTCが現在の7,300ドル(82万円)の水準を維持するか、あるいはその水準を割るのか。逆に、BTCが7,500米ドル、または85万円のラインを超えるのか。
その値動きは、その後1ヶ月の投資家の心理に大きな影響を与えるだろう。

ウォール街のクジラたちは、仮想通貨への投資へと着々と準備を進めており、参入時期を伺っている機関投資家も多いだろう。底値が形成されたと市場が判断したならば、大口の参入が期待できる状況が整いつつある。