イーサリウムクラシック高騰

速報できごと

コインベース上場間近を好感

 

 仮想通貨市場全体が軟調な展開を見せる中、イーサリウムクラシックは35%の高騰と順調です。
大手取引所のCoinbaseがイーサリウムクラシックの上場を発表したことが原因です。
BinanceでもイーサリウムクラシックとUSDTとのペアが追加されるなど、最近イーサリウムクラシックは好調です。


コインベースがETCの受入れ開始

 米国大手仮想通貨取引所のCoinbase(コインベース)は、イーサリウムクラシックの上場を承認し、まもなく取引が開始されるとアナウンスしました
これを受けて、イーサリアムクラシックの価格は高騰し、1,600円代から2,200円台まで上昇しました。

イーサリウムクラシック(ETC)がコインベースに上場することは、6月に一度アナウンスされています。このときは、上場審査が始まったことと、9月に上場される見込みである、という情報だけでしたが、今回の発表では同取引所がインバウンド送金の受入れを開始することが発表されました。
インバウンド送金の受入れとは、各ユーザーがコインベース内の自分のアカウントでETCを受取ることができるようになった、ということです。個人のアカウントにETCのアドレスが追加され、外部からコインベースのETCアカウントへ送金できるようになります。これで、ETC取引の準備が整い、正式な売買が開始されると同時に取引が可能となります。取引開始日は、1~2週間後を予定しているとのことです。


徐々に存在感を増すETC

  ETCはイーサリアム(ETH)と比較すると、価格で20分の1以下と大きな差が付いています。
しかし最近は、バイナンスでETCとUSDTとのペア取引が開始されたり、フォックスコン(鴻海)グループと提携してIoT(モノのインターネット)へのETCの応用を研究したりと、少しずつ利用範囲が広がっています。

 イーサリアムクラシックは、その名が示す通り、元々はイーサリアムでした。
The DAO事件でETHがハードフォークして、現在のETHとETCに別れ、ETCの生みの親であるブテリン氏が現ETHを支持したため、ETCが傍流となりましたが、ハードフォークから2年しか経っていないため、両トークンはほぼ同じ機能を持っています。
ETHがPoSへの移行を計画している中で、ETCはあくまで非中央集権体制を維持するためにPoWを続けると宣言していますので、ETHのPoS移行後は両者は異なる道を歩くのでしょう。

現在のETCは、ETHとほぼ同質であることから、ERC20系のウォレットは全てETHにもETCにも対応しています。また、ETHのガス値が高騰している一方で、ETCのガス値はETH10分の1以下であることから、支払い等にはETCが有利です。
日本では、bitFlyer、Coincheck、DMMビットコインで取り扱われていますので、日本のユーザーでも気軽に売買出来るため、ETHで支払われていた取引が、ETCへ移行する可能性は高いでしょう。とくにBinanceなどでUSDTが利用できることからも、送金手数料が低く、ETHに比べてボラティリティーも低いを考えればETCの利便性は今後も拡大する可能性が高いと言えます。