中国銀行で初のブロックチェーン技術を用いた国際送金業務

時事できごと

独自研究開発のクロスボーダー決済システムを使用

 先日、中国銀行はクロスボーダー決済システムを用いて、河北雄安と韓国ソウルの間のドル建て国際送金業務を試験的に行い、無事完了しました。これは中国国内で初めて商業銀行がブロックチェーン技術に基づき研究開発した決済システムを利用した国際送金であり、中国銀行のブロックチェーン技術の応用が国際送金分野での大きな進歩を遂げたことを示しています。


 中国銀行は昨年、自社の国際決済用の革新的な新製品「中銀グロバールスマート送金」を発表しました。それに続いて、今回は国際的な決済システムの構築でもブレークスルーを達成し、中国銀行の国際的な決済分野での技術革新の活力を強調しました。新しいシステムを利用した国際送金は、ハイスピードで、良好な顧客体験を持ち、アカウントの確認が不要で、流動性管理の利便性という利点を有し、国際的な決済の安全性と透明性をさらに高めるものだと期待されています。

 現在の伝統的な国際的決済サービスは、数多くの金融機関との間の支払トランザクション情報処理が煩雑で、リアルタイムでのトランザクション処理と資金の状態を知ることができず、銀行の流動性管理および他の事項の確認業務等でもコストが高く、利益を圧迫しています。中銀のクロスボーダー決済システムを導入することで、ブロックチェーンのプラットフォームを用いて、数秒で当事者間の取引情報を確認し共有できます。リアルタイムで取引処理状況を照会し、リアルタイムで資金動態の追跡ができ、同時に、銀行はリアルタイムで口座を解約したり、口座の資金状況を確認したり、流動性管理の効率を向上させることができます。


 このブロックチェーン技術を使用したクロスボーダー決済システムはブロックチェーンの利点(分散型、PtoP、コンセンサスの仕組み)を十分に利用し、取引情報の共有を暗号化し、行内のアプリケーションとブロックチェーンプラットフォームの統合を実現し、新しい技術と伝統的な業務の融合、そして新しいシステムと現存の応用システムのシームレスな統合で、ブロックチェーンのインテリジェントな契約を利用した独自の決済業務ロジックを組み、後継事業の拡大とグレードアップもサポートしています。

  中国銀行は、中国国内においては、グローバル化したクロスボーダー決済分野でトップレベルの銀行です。国内外の決済サービスのシステムクラスターを構築し、業務処理の高度な自動化を実現しているのも特徴です。今回ブロックチェーン技術を応用した国際的な決済システムが正式に開始されれば、中国銀行のクロスボーダー決済の利点がさらに強化され、世界中の顧客にファーストクラスの決済サービスを提供することになるでしょう。

 

情報元:http://www.sxrb.com/sxxww/zthj/2015year/swzt/zxzt/zxdt/7655722.shtml