アイルランドの観光促進コイン

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アイリッシュコインで産業促進
アイルランドの取り組み

 

 アイルランド人は仮想通貨に強い関心を持っているようです。Red FlagとAmarach Researchが発行した共同報告書によると、約12万人のアイルランド市民が仮想通貨を保有しています。同国の総人口が477万人ですから保有率は2.5%となります。


4年前、仮想通貨を知っているアイルランド人は少なく、保有している人もごくわずかでした。しかし、現在までにアイルランド人の仮想通貨 “ホルダー”数は300%増加し、その多くは25-34歳の若者です。
 仮想通貨に対する認識は、過去は “疑い”でしたが、現在は “好奇心”へと変化したようです。女性と比較してアイルランドの男性は仮想通貨にチャレンジする意欲が強い傾向があるようです。また、アイルランド人が好きな仮想通貨はビットコイン(BTC)だというデータもあります。BTCが人気になった理由は、地元が積極的に仮想通貨産業の発展を推進してきたからです。例えば、首都ダブリンで最も賑やかな商店街Aungier Streetで仮想通貨決済専門のコーヒーショップをオープンしたり、宝くじサービス会社Lottolandのサポートにより、企業はBitcoinでボーナスを支払うことができたりします。


 仮想通貨がアイルランドで比較的速く普及できたもう一つの重要な要因は、地方観光の発展を促進するために、2014年に “Irishcoin”を発売したことです。Irishcoinは、特定のホテル、バー、レストランなどで、割引価格で使用できます。当然のことながら、この仮想通貨は、主流のBitcoinやEthereumほどの時価総額はありませんが、その安定して運用を維持しており、長年にわたりニッチ市場に貢献しています。


実際、仮想通貨産業の継続的な発展に伴い、現実世界では徐々に利用可能店舗や利用者が増えつつあります。また、開発者は詐欺などの問題を解決するためのより良い方法を見つける努力を続けています。

 

 しかし、これまでのところ、アイルランド中央銀行は適切な規制を講じていないため、多くの地元企業が支払い手段として仮想通貨を受け入れることを躊躇しており、せっかくの先進的な取り組みが頭打ちになる可能性もあります。しかし、この状況は変わりつつあるようです。同国の仮想通貨ファンや、地元の経済団体の働きかけにより、アイルランド政府は、ルール作りを検討し始めたからです。

 

情報元:https://www.jinse.com/news/bitcoin/233274.html