HYIPとHYPEの勘違い

用語集

HYIPとHYPEは別物

 

仮想通貨に関連した記事で、HYIPとHYPEを混同している記事を見かけたので注意を喚起します。


HYPEはPR手法

仮想通貨に関連した記事で、HYIPとHypeを混同、あるいは区別しないで用いている日本語サイトを見かけましたので、注意を喚起します。

Hypeについては以前に記事にしましたので、詳しくはそちらをご覧ください。
簡単に言うと、Hypeは仮想通貨に関する記事で用いられる場合は、参加者の気持ちを盛り上げるためのやや強引な宣伝方法を意味する言葉で使われ、詐欺や誇大広告と訳すと齟齬が生じます。
英語の辞書でHypeを引くと、確かに誇大広告と書かれていますが、現在の英語圏のインターネットサイトにおいて、芸能や仮想通貨に関する話題でHypeというときは、誇大広告というニュアンスはありません。
これは、一種のインターネットミームであり、辞書どおりの意味で捉えると誤解になります。
ただし、ネットの外でネイティブスピーカーがHypeというときは、誇大広告という意味で使っている場合も多いので、前後のニュアンスから判断しましょう。


HYIPは高利回り商品

HYIPはHypeとは異なります。こちらは、High Yield Investment Program のことであり、直訳すると「高利益率投資プログラム」となります。「高利回り商品」などと訳されることが多いようです。

ややこしいことに、発音はどちらも「ハイプ」なのですが、意味するところは大きく異なります。
HYIPは、仮想通貨以外の伝統的な金融商品(株式やその他)でも用いられ、毎月10%の利息とか、1年で最大10倍の利益などと謳って投資を募る商品です。またネズミ講やFXなどを集団で行う集団が用いることもあります。


どちらも詐欺に用いられることがある

Hypeも、HYIPも、どちらも真面目に取り組んでいる団体もあれば、悪意を持って詐欺校に利用する団体もあります。
Hypeだから全て誇大広告というわけでもなく、またHYIPだからといって全てが詐欺ではありません。特に仮想通貨に関連したHYIPの商品はそのボラティリティーの高さから、実際に年間数百パーセントの利益を出した実績を持つ商品もあります。
しかし、伝統的な市場でHYIPを謳う商品には悪徳な物も多いので、素人は手を出すべきでは無いでしょう。

仮想通貨に関連した記事で「ハイプ」という単語を見かけたときは、それが英語記事を出典にしているならば、原文を当たってどのようなニュアンスで用いられているかを確認することをお勧めします。特に翻訳者は、誤った上方を拡散する恐れがありますので、気をつけてください。