BTCの下落とゴールドマンサックス

時事できごと

GS関連の報道がBTC下落の要因?

9月5日からのビットコイン及びその他仮想通貨の暴落について、ゴールドマンサックスの関連が報道されています。しかし、7日に同社CFOのマーティン・チャベス氏は一連の報道を否定しました。


GSのCFO「それはフェイクニュース」

日本時間の5日午後からビットコインは急落を始めました。
その後、各種メディアが「ゴールドマン・サックスは、仮想通貨取引部門の設置を延期する予定」と報道しました。

価格の下落が始まった後でこのニュースがヘッドラインに流れ出した為、インサイダー情報を知っていた人物が売り浴びせたのではないか、という憶測がまことしやかに語られていました。
実際のところはどうなのでしょうか?

7日にCNBCの公式ツイッターで報告されたところによると、チャベスCFOは、
「たくさんの記事を書いてもらうことは我々にとって素晴らしいことの一つであると考える。 私はこの言葉を使ったことはこれまでなかったかが、そのニュースは「フェイクニュース」であると表現しなければならない」と述べました。

“I think one of the wonderful things about us is that we get written about a lot. I never thought I would hear myself use this term but I really have to describe that news as Fake news.”

ここで同CFOが指している「そのニュース」とは、ゴールドマンサックス(GS)が仮想通貨取り扱い部門の設置を延期した、というニュースの事です。

我々が、デジタル資産の探求について語るならば、それはこれからもこれまでも発展し続けていくものである。 GSの取り組みが非常にエキサイティングであり、GSはビットコインの市場の主軸に据えると考えたのだろう。しかしそれは(デジタル資産取引の)発展の一部であり、今すぐにではない、と悟ったのだろう」
「現物ビットコインは非常に興味深く、挑戦し甲斐がある」「カストディ(保管)の点で考えると、いまだ機関投資家レベルのソリューションズは存在しない。我々はそれの実現に興味を持っているが、長い道のりである」

“When we talked about exploring digital assets that it was going to be exploration that would be evolving over time,” Chavez said. “Maybe someone who was thinking about our activities here got very excited that we would be making markets as principal and physical bitcoin, and as they got into it they realized part of the evolution but its not here yet.”

“Physical bitcoin is something tremendously interesting, and tremendously challenging,” he said. “From the perspective of custody, we don’t yet see an institutional-grade custodial solution for bitcoin, we’re interested in having that exist and it’s a long road.”

このように、GSはもともとすぐに仮想通貨取引を開始するつもりはなかった、という趣旨の発言をしています。一方で、今後もビットコインのカストディの実現に興味を持っているとしており、取り組み自体を否定はしていません。
よって、GSの仮想通貨取引デスクの設置延期というのはフェイクだ、としているのでしょう。

しかし、これはマーケット目線ではフェイクとは言えないのでは無いでしょうか?
その2へ続く