BTCの下落とゴールドマンサックス(その2)

時事できごと

ゴールドマンサックスの思惑

 

今回のビットコイン下落とゴールドマンサックスの今後の動向予想について、仮想通貨世界は様々な憶測が飛び交っています。


GSのインサイダー疑惑


9月5日17時ころ(日本時間)に始まったビットコインの下落はゴールドマンサックス(GS)の仮想通貨取引部門設置の延期が原因とされます。
それ以外の取り立てて大きなニュースがないことからこの推測はおそらく正しいと思われます。

しかし、下落の始まった時間とニュースがヘッドラインに上がった時間に大きな差があります。
ニュースの後にパニック売りによって下落が誘発されたならばそれは正常な市場の原理ですが、今回は突然の暴落が起こり、誰もが理由がわからないまま混乱の続く中で、GSのニュースが飛び込んできました。

この時系列を考えたとき、そこにはインサイダーな情報を知る者の操作があったと推測するのが自然でしょう。
とりわけGS内部では、仮想通貨取引部署の設置延期は明確な事実でした。
チャベスCFOは5日以降の報道の一部をフェイクニュースだとして否定していますが、そもそも仮想通貨取引デスクなる部署が当面稼働しないことは数カ月前から承知していたわけです。
それを、このタイミングまで発表を引き延ばしたのは、そして公表される直前にビットコインの投げ売りが始まったのは、無関係であるはずがありません。

9月5日に1万ビットコイン以上が継続的に売られました。このタイミングで大口の売り注文を出せるクジラがはたして世界に何頭いるのでしょうか?
また、GSのビットコイン参入は6月以降しばしば報道されていましたが、明確な否定は今回が初めてです。GSのインサイダー行為はもはや明白ですが、しかし、今回のタイミングで行動に出た背景には何があるのでしょうか?


飛び交う憶測

アメリカのメディアでは、仮想通貨からの完全撤退の合図という意見から、相場操縦説、果てはETF承認を見越した買い増しのための布石などという陰謀論に近い説までが飛び交っており、収拾がつきません。一言でいえば、誰もGSの意図を正確に把握していないということでしょう。

チャートから確実に言えることは70万円、あるいは6,000ドルに抵抗線があることでしょう。この下限線に近づくと強い買いが入ります。
誰が売って、誰が仕込んでいるのか、答え合わせが行われる日はいつでしょうか。