【レポート】World Blockchain Festival 2018

時事できごと

World Blockchain Festival 2018

 

2018年10月13日にさいたまスーパーアリーナで開催された日本最大級のブロックチェーンイベント、World Blockchain Festival 2018を取材してきました。


豪華ゲストによる講演

 仮想通貨に代表されるブロックチェーンの仕組みにより、私達の生活は大きく変わりつつあります。 この仕組みは、世界を新たに作り出す可能性を秘めています。 そんな希望に満ちたブロックチェーンのイノベーター達が集まる祭典が、World Blockchain Festivalです。

今回のこのフェスティバルでは、ゲストに慶応大学教授で元総務大臣などを歴任された竹中平蔵氏や、NOAHコインのプロモーターである泉忠志氏などが登壇し、ブロックチェーン業界の現状と未来について講演されました。

とりわけ竹中氏の講演はグローバルの視点と政府の政策の両方の視点から、日本の現状を分析されていて、非常にユニークな持論を展開されたのが印象深かったです。

【写真1 サイバーな雰囲気が演出された開場】

 

【講演する泉 忠志氏】

 

安倍政権で国家戦略特区諮問会議の顧問も務めておられる竹中氏は、日本のブロックチェーン産業の強みと弱みについて、あるいはマーケット全体の行方について持論を展開されました。ドイツやイギリスなどでは、国と民間が共同してこの新しい技術を育てていくために知恵を出し合っていますが、残念なことに日本では西洋に対して2年遅れている。 一方で、日本の個々の企業はとても優秀な技術を持っている。 政府が音頭を取って、業界を超えた連携を促進したり、あるいは規制を緩和するなどの支援を行えば、十分にこの遅れを取り戻せる。 安倍内閣はそういった取り組みを行っている。 と言うのがお話の趣旨でした。 政府の政策に大きな影響力を持つ人物がブロックチェーン技術や仮想通貨に理解があるのはとても心強いですね。


ブロックチェーン教育機関

 その他の登壇者で印象深かったのが、ブロックチェーンとICOについての学習機会を提供しているUBAI(University of Blockchain and ICO)のDan Khomenko氏とAnthony Lojac氏の講演でした。 ブロックチェーン技術と仮想通貨市場が急速に発展している現在、若手技術者やスタートアップ企業を中心として多くの人々がこの業界に参入してきており、また投資家による資本も大量に流入しています。 他方、正しい知識を持たないままこの業界に飛び込んでくる人、あるいは投資を始める人も多くいるのが現状です。 ブロックチェーンが正しく普及するためには、関心を持っている人達に良質な教育を与えることが重要である。というのがUBAIの創業理念だ、とのことです。

 

【写真3 UBAIの共同設立者 Dan Komenko 氏】

 

【同 アドバイザーの Anthony Lojac 氏】

今月からオンラインコースを開始していますが、日本にも支部があって日本人向けのオンライン学習コースと対面学習コースも、まもなく開始されるとのことです。
(UBAIのウェブサイトはこちら https://www.ubai.co/

仮想通貨とブロックチェーンを学ぶ人々にとって、専門家による指導が受けられることは日進月歩の業界の知識を早く身につけるためにとても有益なのでは無いでしょうか?