トークンの証券化について(その1)

用語集

トークンと金融証券取引法

 

最近よく話題となるSTOですが、いったいどのようなものでしょうか?
STOとは「Security Token Offering:セキュリティー トークン オファリング」の略ですが、ではセキュリティートークンとは何でしょう?

セキュリティトークンの定義

セキュリティとは何か?について結論から書くと次の通りです。

厳密な定義はまだなく、 各国政府がその定義を作るために議論をしている段階。
大まかには、そのトークンを買うことが出資にあたり、将来的に利益の還元を意図したり見込んだりしていれば、それはおそらくセキュリティに定義される。

となります。

そもそも、セキュリティとはなんでしょう?

ここで言うセキュリティ(Security)とは、安心、安全の意味ではなく、証券の意味です。
証券というのは、株式や債券や手形などのことです。「譲渡可能な財産の所有証明書」とも言えます。証券会社を英語でSecurity companyと言いますね。

簡単に言うと、セキュリティ(証券)とは
「それを発行した企業やプロジェクトチームの財産に対して、配分を要求する権利です」

株式を例に出して説明します。 株式とは、その株式を発行している会社の財産の保有権であり、A社の株式の1%を持っていれば、A社の財産の1%を所有していることと同じです。もしその会社が解散した場合は、会社が持っていた財産の1%を受取れます。また、会社が利益を出せば、配当金の1%を受け取ることができます。

では、どんなトークンがセキュリティーになるのでしょう?

(その2へ続く)