トークンの証券化について(その3)

用語集

トークンと金融証券取引法(その3)

 

出資と利益還元を意図していればSTO

まとめると、セキュリティートークンとは、次のような条件を満たすトークンです。

そのトークンを買うことが、発行企業やチームなどのトークン発行体に対する出資であり
発行体は、得た資金で事業を行って元手である資金を増やし
増やした資金を還元する契約をしていて
出資者は、発行体の事業には直接関与せず、利益還元だけを期待している。

そして、STOとは、上記のような意図で行われ、トークンを買った(出資した)投資家が発行体の財産の分配権を持っている様なトークンです。

また、財産の分配権は、株式の最も大きな機能のひとつですので、「セキュリティートークンは株式に近い」とも言われます。一方で、現在準備中のほとんどのSTOにおけるトークン保有者は、株主のように経営者に対して意見する権利があったり、会社法のような法律で保護されていたりするわけではありませんので、そこがセキュリティートークンと株式の大きな相違点となります。

(おわり)